意匠法特有の制度

・部分意匠制度
・動的意匠制度
・組物の意匠制度
・関連意匠制度
・秘密意匠制度
・特徴記載制度

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部分意匠の成立要件のうち特有のもの

・意匠に係る物品が、法上の物品である
・一定の範囲を占める部分である
・他の意匠との対比の対象となりうる
・組物の意匠の部分でない

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【該当条項】動的意匠制度

６条４項

動的意匠の成立要件のうち特有のもの

・機能に基づいて変化する
・変化に予測性がない
・視覚に訴える変化である
・変化に一定性がある

動的意匠の手続的要件

・願書の「意匠の説明」の欄に、動的意匠である旨およびその機能の説明を記載
・必要な場合、意匠の変化の前後の状態が分かるような図面を作成

意匠の変化の前後の状態の図面がないことにより意匠が十分表現されていない場合、抵触する条項

３条１項柱書（意匠の具体性）

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【該当条項】組物の意匠制度

第８条

組物の意匠の成立要件のうち特有のもの

・同時に使用される二以上の物品
・経済産業省で定める56品目（施行規則別表２）のいずれかの物品である
・構成物品表に記載される各構成物品を少なくとも各１品ずつ含む
・組物全体として統一がある

組物の意匠の手続的要件

・願書の「意匠に係る物品」の欄に、経済産業省で定める56品目のいずれかの物品名を記載
・各構成物品ごとにその意匠を十分表現できる図面を作成し、必要な場合は組物全体の図面も作成

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【該当条項】関連意匠制度

第10条

10条１項

関連意匠の出願人と出願日に関する規定

10条２項

他の関連意匠にのみ類似する関連意匠は登録を受けられない

【該当条項】秘密意匠制度

第14条

秘密意匠の秘密期間

登録日から３年以内

秘密意匠の所定の書面の宛先

特許庁長官

秘密意匠の共同出願の場合の主体

・出願は共有者全員
・延長・短縮の請求は単独で可能

秘密意匠が意匠権者以外の者に示される場合

・意匠権者の承諾を得たとき
・秘密意匠に関する審査の当事者等から請求があったとき
・裁判所からの請求があったとき
・利害関係人が所定の書面を特許庁長官に提出して請求したとき

秘密意匠を意匠権者以外の者に示す主体

特許庁長官

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【該当条項】特徴記載制度

施行規則第６条

意匠法特有の制度